季節別のおすすめ植物

ガーデニングを楽しんでみたいけれど、植物を育てたことがないし美しい花を咲かせるのは難しそう、と考えている人は多いのではないでしょうか。
確かに、ガーデニングというのはある程度の経験とコツが必要です。
とはいえ、初心者でも育てやすい植物を選べば季節ごとにきれいな花を楽しむことができます。

例えば春におすすめの花としては、ペチュニア（サフィニアシリーズ）があります。
ペチュニアはじょうぶで、夏の暑さにも強いという特長があります。
しかも一重咲きや八重咲きなど、種類が豊富でカラーバリエーションにも富んでいるので、色とりどりのペチュニアで庭を飾ることができます。
春から秋まで咲き続けるので、花が絶えない庭に憧れている人はペチュニアに挑戦してみましょう。

一株でもボリュームのあるマックスマムも、初心者が育てやすい花のひとつです。
キク科アルギランセマム属のマックスマムは、生育スピードが早く、しかもいろいろな色が揃っています。
関東以西であれば冬越しも可能ですので、翌年も美しい花が楽しめます。

一年草が初心者におすすめ

草花には、一年草と多年草の2つの種類があります。
一年草というのはタネを蒔き、花をつけてその年のうちに枯れてしまう花のことです。
ですから、一年草を植えた場合には翌年再び新しい草花を植えなければなりません。

一方、多年草というのは越冬をして翌年も花を咲かせる草花のことを言います。
多年草の中には、冬の寒さによって越冬ができないため、一年草に分類されているものもあります。

一般に一年草は育て方が簡単なので、ガーデニング初心者に向いている植物です。
一年草には春蒔きと秋蒔きの2タイプがあり、春蒔きは暑さに強いという特長があります。
秋蒔きのほうは寒さに強く、暑さには弱いので、植える時期を間違えないようにしましょう。

おすすめ植物と手入れ方法

初心者でも育てやすい草花は、手入れが簡単で手間があまりかからないものがほとんどです。
極端に言えば植えっぱなしでも花を咲かせてくれる植物で、たくさんありますので園芸店などで相談して苗を買い求めるといいでしょう。
タネを撒いて育てようとするとなかなか芽が出てこない植物も多いので、初心者は苗から始めるのがおすすめです。

苗を植えた後の手入れを簡単にするためには、最初のプランターや鉢の下準備をていねいに行うのがポイントです。
植えたい花の種類に合った土を選ぶことで、苗の生育がよくなります。
植えたときに土に含まれていた肥料の成分は、時間が経つとともに効果が減っていきますので、肥料は定期的に補ってあげることが大切です。
苗を植え付けたあと、一ヶ月程度経ったら肥料を与えるのが目安です。

水やりは、土の表面が乾いたらたっぷりとやるのがポイントです。
水をやりすぎても、草花はうまく育ちません。