「ナス」を育てよう
ナスと言えば焼 焼く・煮る・揚げる、どう調理してもおいしく、マルチに活躍してくれます。
家庭菜園を始める時にナスからスタートする人は多く、園芸好きに人気の野菜です。
ナスの種まきから収穫までの具体的な栽培方法
2月ごろに種まきをして6月~10月くらいまで収穫できます。上手くいけば、1株から10本以上のナスが収穫できることもあります。
しっかり水やりをして、収穫数を増やしましょう。
育て方
- 種まき・育苗管理
- 発芽・間引き
- 土作り
- 定植
- 整枝
- 収穫
- 追肥
ナスはプランターで育てることもできます。倒れやすいのでしっかりとした支柱を立てておきましょう。
土に1cmの深さで溝を作ります。種を5mm間隔でスジまきし、5mmほど土をかぶせて水をあげます。
発芽したあとも昼間は30度前後、夜中でも20度程度ある状態を保ってください。
2枚ほど葉が出てきたら15cmポットに移植しましょう。このタイミングで夜の温度は15度程度で管理するようにしてください。
葉が7~8枚になるまで、そのまま水やりと温度管理を続けます。
定植前に土作りをします。3~4kgの堆肥に150g化成肥料、過リン酸石灰30gを入れ耕します。
うねは70cm幅で整え、50cm間隔の穴あきマルチをかぶせておきましょう。
タネまきから60~80日経ち定植苗ができたら植え替えしていきます。ポットから移す時は、水をしっかり含ませ根がちぎれないように気を付けてください。
マルチの穴に合わせて苗を植えていきます。2~3cm土から肩を出すような形で植えていきましょう。
苗木が倒れないように支柱に括り付け、殺虫剤を散布したら定植は完了です。
霜がかかりそうな時期を避けて定植しましょう。
主枝と1番枝、2番枝に合わせて「X」の形に支柱をプラスします。土付近のわき芽は取り除きましょう。
追肥する時は、マルチをめくって軽くばらまきます。少し耕して、栄養が吸収しやすいようにしてあげましょう。
花が咲いた後15~20日ほどで収穫できます。1番果やたくさん着果した時は、重みで株に負担を与えないように若採りします。
ストレスが少ないと、その後の着果が良くなりますよ。
ナスの代表的な品種
ばってんなす、センリョウナス、ナガナス、コナス、ベイナス、サファイヤなす、マルナス・賀茂なす、ミズナス、青ナス、トンダ・ビアンカ、たまごナスなど。
熊本の長ナスが有名ですが、生産量ナンバーワンは高知県。高知で有名な品種は「竜馬」です。
ナスおすすめの調理方法
たまごナスは、小ぶりで真っ白なナスです。小さいのでそのまま調理しても良いですが、半分くらいにカットして煮ものにするのがベストです。
ローザビアンカはソフトボールくらいの大きさで、カットすると真っ白の果肉ぎっしり詰まっていて、種がほとんどありません。ステーキにすると果肉がとろけるような食感になるのでおすすめです。
ナスを育てる上での注意点
アブラムシ、ダニ類、ミナミキイロアザミウマなど害虫に注意しましょう。