ガーデニングデザインで確認したいポイント

一軒家のある人にとって、庭をどのように整えるかは非常に大切な問題です。
手入れをきちんとしなければ雑草が茫々に生えて雑然とした印象を与えかねない庭も、ガーデニングデザインをきちんと行えば美しい庭に早変わりします。

ガーデニングデザインを考えるにあたっては、まず自分の希望をリストアップしてみることが大切です。
年間を通して花が楽しめる庭にしたい、ガーデニングに時間はあまり取れないから手間のかからないデザインにしたいなど、それぞれに希望は異なるものです。
また、隣家との境の壁や庭の方角などによっても、ガーデニングデザインを変えていかなければなりません。
方角によって日照時間なども異なりますから、日当たりに合わせた植物を植えることも大切です。

大まかなイメージが決まったら、次は庭のレイアウトを絵に描いてみましょう。
庭の寸法を測って方眼紙にレイアウトを描くと、バランスが取りやすくなります。

予算の考え方

ガーデニングというのは、決まった予算というものはありません。
お金を大量にかけて凝ったデザインのガーデニングをすることも可能ですし、少ない予算で居心地のいい庭を作り上げることも不可能ではありません。
場合によっては、プロにガーデニングを頼んでしまったほうが安上がりなこともありますので、見積もりを依頼してみるのもいいかもしれません。

少ない予算でガーデニングを楽しみたいのであれば、ハーブガーデンを作るのもいいアイディアです。
数カ所にオリーブなどの背の高い植物を植えると、ハーブとの対比でめりはりの効いた素敵な庭になります。
ハーブは地植えをしないでガーデンワゴンやプランターなどを使うと、また違った雰囲気が楽しめておすすめです。

おしゃれに整えるアイディア

和風のおしゃれな庭を演出したい場合には、石畳などを活用して雰囲気を出すのもいいものです。
庭の一角にししおどしなどを置いた一角を作れば、よりおしゃれなガーデニングができます。
庭が広い場合には、砂利や枕木などをうまく使って小道を作ってみるのも楽しいものです。
同じ枕木でも、天然の木材ではなくてリサイクルラバーを素材にした枕木なら日の当たらない庭でも腐ってしまう心配がなく、おすすめです。

砂利を敷き詰めれば雑草が生えてくる心配もなく、手間がかかりません。
仕事が忙しく、日曜日しかガーデニングに時間を割けないという人には便利なアイテムです。
踏むと大きな音がするため、防犯対策としても役立ちます。

プライバシーが気になる人は、フェンスを設置して目隠しをするのも一案です。
また、柵につる性の植物を植えるのもいいアイディアで、つる性植物としてはクレマチスやハゴロモジャスミンなどが人気があります。