防虫ネットを設置
害虫対策に欠かせない
家庭菜園で野菜を作ってみたい、そう考えている人は多いです。
ところで、野菜を栽培する際に問題になるのが害虫対策でしょう。
無農薬で野菜を栽培したいと思って野菜を育てていると、100%害虫にやられてしまいます。
健康に留意して最低限の農薬を使ったとしても、害虫は確実についてしまいますので、害虫とのイタチごっこが続きます。
できれば野菜を害虫にやられることなく育てたい、そう思うものですが、その際に役立つのが防虫ネットです。
もちろん防虫ネットをしても完全に害虫を防ぐことは難しいのですが、それでも害虫から野菜を守ることができるので、防虫ネットは野菜栽培の必須アイテムと言えるでしょう。
防虫ネットの選び方
防虫ネットはどれも同じというわけではなく、用途に合わせて最適な防虫ネットを選ぶ必要があります。
防虫ネットは網になっているのですが、網目の大きさによってどのような害虫が防げるかが変わってきます。
もちろん網目が細かく小さければ小さいほど虫をしっかり防げるのですが、網目が細かいと風通しが悪くなってしまうので、夏場などは熱がこもって野菜の生育に影響が出てしまいます。
ファミリー農園などで野菜を育てる場合、畑の面積に合わせて防虫ネットを張ることになるのですが、その場合も寸法を事前に測っておくことをお勧めします。
長い分には問題ないのですが、もし防虫ネットが短いと再度買わないといけなくなるからです。
プランター栽培をする場合には、プランターの長さにあったサイズに切って設置するのがお勧めの貼り方です。
長いと隙間ができてしまいますし、短いとそれも害虫の侵入の原因を作ってしまうからです。
プランター栽培の場合は、プランターと防虫ネットなどが全てセットされているものがあります。
これだと寸法を図る手間がなくなるので、初心者にお勧めです。
設置方法
防虫ネットの設置ですが、畑に張る場合には支柱を設置し、それを覆うような形でネットを張っていきます。
その際にネットがピンと張るように設置するようにしましょう。
網と支柱は、紐などを使用して固定していきます。
固定をしないと、強風などで防虫ネットが外れてしまうので網張りはしっかりして行きましょう。
全体に防虫ネットを張ったら、次は端を杭を使って固定するようにしてください。
防虫ネットを張る場合には、隙間をできるだけなくしながら張るようにします。
害虫はわずかな隙間から侵入しますので、隙間ができないように慎重に設置しましょう。
プランター栽培の場合も同様で、防虫ネットを張る場合には隙間を作らないようにしながら張っていきます。
全体をしっかり覆い被せるように設置することで、この問題は解決できます。