植木鉢やプランターを使って野菜を作ろう
家庭菜園を始めたいけど場所がないと悩んでいるのなら、ベランダで始めてみませんか?
プランターや鉢植えでも栽培できる野菜は意外とたくさんあります。
ベランダ菜園では、採れたての野菜をすぐに調理できるので、若い女性に人気がありますよ。
初心者は葉物野菜がおすすめ
比較的手間のかからない葉物野菜で、お試し菜園から始めてみましょう。
準備するもの
- プランター
- 種
- 培養土
- 鉢底石
- 液体肥料
ホウレン草を作ってみよう
最初は、収穫までの期間が短いホウレン草がおすすめ。
3~4月に種まきをしたら1か月ちょっとで収穫できますよ。
育て方の詳細はこちらで紹介しています。
ネギを作ってみよう
ネギも3~4月に種まきをしたら2か月ほどで収穫できます。
収穫する時は、5cm以上残しておけばまた新しく伸びてくるので、使う分だけを収穫すれば継続的に楽しめますよ。
ネギを育てる時のコツ
- 種まき:深さ1cmの溝を縦に作り、2cm間隔で種をまき、隠れるくらいの土をかぶせます。
- 間引き:芽が育って来たら苗の間隔が5cmほど空くように間引きします。
- 追肥:液肥を入れて水をたくさん与えましょう。
ネギを育てる時の注意
斑点などの症状やカビのような粉が見られたら、病気の可能性があります。早めに対象の葉をすべて取り除きましょう。
レタスを作ってみよう
3月ごろに種まきしたら90日ほどで収穫できます。
レタスを育てる時のコツ
- 種まき:種を5mm間隔でまき、種が見えないくらいの土をかぶせます。
- 間引き:本葉が開いたら葉同士がぶつからないように間引き、葉が4,5枚になったころには30cm以上間隔をあけて大き目のプランターに定植します。
- 追肥:定植後2,3週間たったら液体肥料を与えます。
- 収穫:レタスの頭が固く締まってきたら収穫できます。株ごと切り離しましょう。
プランター菜園で多い失敗
初心者がやってしまう失敗の多くは、水やりのし過ぎです。根が酸欠になってしまって腐っていくパターンがほとんど。
土の表面が乾いた時に、しっかり水を与えるようにしましょう。
水やりのタイミング
おすすめのタイミングは定期型と要事型の2種類です。
定期型は毎日固定で水やりをする方法、要事型は土が乾いたタイミングで水をあげる方法です。
どちらもメリット・デメリットがあるので、ライフスタイルに合う方を選んでください。
定期型のメリット・デメリット
毎日定期的に水やりをするので、やり忘れがないというメリットの半面、天候が悪い時には過湿になるというデメリットがあります。
要事型のメリット・デメリット
メリットは定期的ではない分、根が乾くタイミングができて生育しやすい環境になります。その反面、放置し過ぎてしまうと、水分が足らなくなってしまうというデメリットがあります。
水をやり過ぎても枯らしてしまいますし、水が足らなくても育ちませんので水やりには気をつけましょう。