我が家にも「ビニールハウス」を設置したい
冬が来ると霜や雪が気になったり、雨風に弱い植物は夏でも心配になったりしますよね。
我が家の菜園にもビニールハウスを設置できたら、天候による不安が減って冬場に育てる野菜の種類が増えて、良いことづくしです。
今回はビニールハウスについて調べてみました。
ビニールハウスの種類
ビニールハウスとは言っても、本格的な農業用だけではありません。
クローゼットサイズの簡易棚や、家庭菜園用の4~20m2サイズもあります。
多くのビニールハウスはパイプや鉄骨で作られていますが、求めるコストや耐久性によってはオーダーメイドで作ってもらうこともできます。
DIY人気の波に乗って、自分で作ってしまう人もいますが、強度や耐久性は業者さんに比べると低くなってしまいます。
ビニールハウスの設置だけでもメリットはありますが、付属させるとより楽しめるオプションがありました。
スプリンクラー付のハウスでは、水やりを自動化できしたり、かん水設備で害虫の侵入を防いだりできます。
他にも、暖房の設置で年中夏の野菜を栽培することも可能になります。
ビニールハウスの値段
- 本格的な業務用サイズ 3,000円~20,000円/1m2とピンキリです。
- 家庭菜園用 10,000円~50,000円
- 簡易棚 3,000円~10,000円(ベランダ用)
- ミニ温室 2,840円~(室内用)
※オプションや資材の質で変わってきます。
ビニールハウスを設置するならオプションも付けたくなりますよね。
ビニールハウスのオプション金額
- 換気機 10,000円~20,000円
- ビニールハウスの扉 15,000円~50,000円/1枚
- 排水・雨どい設置 2,000円~3,000円/1m
- 換気扇 100,000~200,000円/1台
- 循環扇 40,000円~/1台
- 自動開閉・自動換気 200,000円~
家庭菜園でも妥協したくないという方は是非検討してみてください。
具体的な設置方法
ビニールハウスを自分で設置する方法を紹介します。
初めて立てる場合は、危険ですので建築関係者のフォローを仰いでくださいね。
ハウスの作り方
- 堆肥散布や除草剤の処理:設置しやすいようにきれいにして置きます
- 間口、奥行を決める:縦横のサイズを測っていきます。
- 目印を付ける:1m間隔でパイプを刺す穴をあける
- アーチパイプを差し込む:40cm差し込み土で固める
- パイプを天井部でつなぐ:ジョイントで繋げていきます。
- アーチパイプに、直管パイプを取り付ける:内・外側それぞれに器具を使いフックで固定。
- ビニペットレールを取り付ける:被膜資材をしっかり固定する。
- ビニールハウス妻面を作る:80cm間隔でパイプを取り付ける。
- 扉を付ける:開き戸タイプはホームセンターなどでも購入できます。
- 妻面にビニペットレールを取り付ける:取り付け幅は50cm程度で固定します
- 天井にビニールを張る:ビニペットスプリングで押さえながら固定してきます。
- ビニールの腰板を張る:端は地中に埋めて完成です。
自作ハウス強度に掛けるので、スクリューアンカーを使って抜けにくくしましょう。