「トウモロコシ」を育てよう
子供から大人までみんな大好きなトウモロコシ。ビタミンB1、B2、Eなどたくさん含まれていて栄養価の高い野菜です。
トウモロコシはプランターで育てることもできますが、上手く受粉ができなかったり歯抜けやシワシワになってしまったりすることがあるので、地植えで育てることをおすすめします。
トウモロコシの種まきから収穫までの具体的な栽培方法
トウモロコシは早生で3月ごろに種植えし7~8月ごろに収穫できます。
暖かい気候で適度に水分が吸収できる状態を好むトウモロコシ。肥料の吸引力も強いので、土が痩せないように気をつけましょう。
育て方
- 土作り
- 種まき
- 間引きし
- 追肥
- 収穫
土作りでは、堆肥2,3kgに対し150gほどの化成肥料を混ぜ合わせます。しっかり耕したらポリフィルムのマルチをかけ、土の乾燥を防ぎます。
トウモロコシを育てる時に重要なのは、株の配置です。花粉を飛ばしてお互いに受粉できる距離に植えられるようにしましょう。
隣の株まで80cmほどの場所にうねを作るようなイメージです。
種まきは30cm間隔で7~10cmほどの穴をあけ、深さ3,4cm掘ったところに3,4粒種をまきます。マルチは穴のサイズでカットしておきましょう。上から2,3cmほど土をかぶせたら軽く押さえます。
発芽して4枚くらい葉が出てきた時に、元気な株だけを残して全て間引きます。
50cmくらいまで大きくなったら、マルチを剥がし追肥と土寄せをします。
一番上の雄穂だけを残し、それ以下の雄穂は糸毛が出てきたころに取り除きましょう。下の方から出ている分げつ枝は取り除かないように注意してください。
収穫時期は、糸毛が出てから20~24日ほどです。毛が茶色っぽくなったら中を覗いて粒成熟度を確認しましょう。
トウモロコシの代表的な品種
ゴールドラッシュ、味来、嶽きみ、恵味、ミエル、サニーショコラ、ピュアホワイト、シルバーコーン、ハニーバンダム、ピーターコーンなど、世界で数千種類にもなると言われています。
トウモロコシもおすすめの調理方法
ピュアホワイトは、真っ白なコーンで皮が柔らかく、甘みが強いのが特徴です。茹でても甘味は変わらずありますが、生でも食べられるトウモロコシです。
ゴールドラッシュは、ゴールドラッシュ88・~86・~90・~ネオなどの4タイプがあります、各々甘さや食感、香りなどが違いますが、どれをとってもおいしく頂けます。どのゴールドラッシュも天ぷらにするとより甘みが引き立ち食感も良いのでおすすめですよ。
トウモロコシを育てる上での注意点
トウモロコシはアワノメイガ対策が必須。穂が出る前から農薬をまいて寄せ付けないようにします。
また、穂が出始めたころから7日おきくらいに殺虫剤を散布して、害虫から守りましょう。